新電力バンク宇都宮北支部からの お知らせ【2023年4月第4週】
【お知らせ】 今週は企業によるサプライチェーンの脱炭素化や、温室効果ガスに価格を 設定する、カーボンプライジングのニュースが見受けられました。 サプライチェーンの脱炭素化は東京都の事業として、セブンイレブンなどが 行うとの事です。こちらの結果次第では、様々な業界でのサプライチェーン全体による脱炭素化が進むと考えられます。 カーボンプライジングとは、企業や団体によって主にCO2などの温室効果ガスに値段を付ける事です。 簡単に言えばこれにより、自身の製品や活動によって排出された温室効果ガスの価格が明確になり、投資の基準や炭素税の計算などに用いられます。 海外などですでに導入されている炭素税ですが、将来的に日本でも導入される事が考えられます。その際のシミュレーションや削減方法を事前に模索する事で、脱炭素経営の基準を作ることが出来ます。 一方電力業界では、大手電力会社の財務状況が話題となりました。 各社厳しい状況で、それを作り出したのは昨年度のエネルギー価格高騰となっております。これを改善するには値上げや原発再稼働が有効な手段となりますが、原発再稼働はエリアによって差があります。 主に西日本は順調に再稼働をしておりますが、東日本では再稼働が難しい状況が続いております。 値上げはこの4月にほぼ全てのエリアで実施されておりますが、問題はそれがいつ下がって来るかになります。 大手電力
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