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スイケイ・ミライ

将来推計人口が発表になった。あらゆる将来推計の中で精度が高いとされる推計。その内容は想像はできたもののある意味衝撃的な内容だった。日本の2056年に1億人を割り込み、50年後の2070年には約8,700万人になるという。出生率の向上や外国人の数を入れても…2020年と比べて7割、日本人だけでは6.2割になる。それにともない、生産年齢人口の割合は、外国人込みで52.1%、日本人だと49.7%で、日本人だけでいうと、半分以上が働けない年齢、半数以下で経済を支えなければならないという現実…。7割経済は新型コロナウイルス感染症によってわたしたちは既に経験したが、国の規制があって「仕方がない」、援助があって「助かった」はなく、これからは実際に経済の活動規模が7割に向かうのだ。単純に事業規模(ヒト・モノ・カネ)を7割にすれば継続できて、生き残られるというわけでもない。7割になってもきちんと儲けが出る仕組みが必要だ。コロナ当初、「7割でも儲かる仕組みにしよう」。これからは「6割」の力で十分な売上をつくり、満足できる利益を生み出して行かなければならない。経済に合わせて計画的に縮んでいくのか、経済に逆らいながらより多くを求めて拡大を目指すのか岐路に立たされている。将来により大きな希望を見出すためには、後者、「拡大」をしなければならない。何れにしても「合理化待った無し」。従来のやり方では利益はでない。

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