朝ドラ『らんまん』の主人公・槙野万太郎のモデルとして注目をあつめる牧野富太郎。
彼は日本の植物学を独力で切りひらいた天真爛漫な植物学者でした。
幼いころから植物をひたすら愛し、その採集・分類に無我夢中。
学界の権威による妨害や軋轢、そして生活の貧しさなどおかまいなし。
ひたむきに研究に没頭しつづけ、「日本の植物学の父」が採集した標本は、なんと60万点、命名した植物は2500あまり。
こんな牧野にも植物学の世界へと足を踏みいれる、きっかけとなる出来事がありました。
独特の牧野節でつづった波乱万丈な「わが半生」(『牧野富太郎自叙伝』所収)を一部抜粋、編集しながら紹介します。
Source: 現代ビジネス
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