生成AIの隆盛。これからのマーケター・クリエイターに求められるもの
「AIアシスタント元年」
この連載では、第1回で生成AIの技術を概観し、第2回でチャット検索と情報接触の変化について考えてきました。
チャット検索をはじめ、言語系・画像系のAIの可能性はどんどん広がっています。では、そんな時代に私たちはどのようなスキルを身に付けていくべきなのでしょうか。
AIによって代替されうる作業を改めて見てみると、「希望していた画像を生成する」「調べものを代行する」など、今までは人間がいくつかのツール(検索エンジンやフリー素材など)を組み合わせていた作業も、AIによって代行が可能になります。独創性を求められない知的労働であれば、もう多くの部分がAIによって代行されうるといえそうです。
加えて、第1回の記事でお話ししたとおり、これらのAIをカスタマイズするためのハードルはどんどん下がっています。与えられたAIをそのまま使うのではなく、目的や用途、自らの強みにあわせてカスタマイズできるようになっています。(ChatGPTに「〇〇の役をやって」と依頼するのも同じ考え方ですね。)
例えば私は、いくつかのツールを組み合わせて、「自分のアイデアに対し、いろいろな立場の人になりきったAIがダメ出しをしてくれるツール」をつくりました。よいアイデアを思いついちゃった!という時に、いったん冷静になるためのものです。(私はだいたいいつも思い付き
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