生成AIで変わる情報接触とカスタマージャーニー
こんにちは。電通グループのAI活用を推進する「AI MIRAI」統括の児玉です。今、各所で話題になっている生成AI。本連載では生成AIがマーケティングに与える影響を3回にわたり解説していきます。
第2回は、チャット検索や、その他の対話AIがどのように生活者行動を変えるか?を考えていきたいと思います。
チャット検索とは?
前回の記事で、マーケティングに大きな影響を与える可能性がある技術のひとつとして、チャット検索を挙げました。
チャット検索について簡単に説明すると、従来の「関連するウェブサイトを提示する」という検索エンジンとは異なり、こちらからの問いかけに対し、ウェブ上をクローリングして情報を集め、つなぎあわせて問いかけの回答のみを返答してくれるサービスです。
チャット検索の例(Microsoft Bing)
これによりユーザーは、ウェブサイトを巡回・閲覧することなく必要な情報をすぐに入手できる、というサービスになっています。2023年3月時点で代表的なものはMicrosoft Bingですが、GoogleもBardという同様のチャット検索サービスを発表していますし、他にもスタートアップによるサービスがいくつか展開されており、競争が始まっています。
チャット検索の何が便利なのか?
私も日々、チャット検索を使っているのです
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