○○ショックは怖くないか
最近また金融市場が騒がしい。米国🇺🇸のシリコンバレー銀行の破綻に端を発して、新興企業を顧客に持つ中堅銀行が相次いで事業停止となった。金融機関が潰れるといった事態というのは、2008年のリーマン・ショックに代表されるように、○○ショックなどと呼ばれる。また、金融市場に混乱をもたらすような事象にも、こうした表現は使われる。➖ ➖ ➖ ➖ ➖ ➖ ➖ ➖ ➖ ➖ ➖ ここまでは、良くあるニュース記事にある文言で、似たようなものはもの何年も使い尽くされてきました。○○ショックは、日本語だと○○危機とか訳されて、金融危機以外でも、食糧危機とか温暖化の危機とか、離婚の危機とかいうふうに使われます。『危機』という言葉自体はインパクトはある一方、とても曖昧で何が"あぶない"のか濁されてしまいそうです。それだけにパニックになり易く、ほんとうの『危機』に気づきづらくなります。また、○○ショックなんていう事象が起きると、大抵はその原因探しに皆んなが躍起になり、当事者を除いて、どうすればそんな危機的状況から脱するのかはあまり語られません。原因究明も大事ですが、そもそも①何がショックなのか、②自分達にどんな影響があるのか、③
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