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「電気代高騰」にあえぐ私たちと、じつはそんなに変わらない…「食事と暖」を取るのに必死な「戦国時代の庶民の生き方」

食料品の価格や電気代の止まらない高騰に溜息が出る昨今だが、戦国時代の庶民も食っていくのと暖を取る(燃材の確保)のに必死だった。当時は温暖化ではなく寒冷化ではあるものの、地球規模の気候変動によって生活にダメージを負っていたのも、今の私たちと似ているかもしれない。『戦国日本の生態系 庶民の生存戦略を復元する』(講談社選書メチエ)は、織田信長、徳川家康をはじめとする大名の英雄物語に光があてられがちな戦国日本において、庶民がどんな生存戦略を選択していたのかを示している。ステレオタイプなイメージとは異なる「戦国時代の庶民」の姿を知ることで、私たちも「生きるってこういうものだろう」という固定観念から解放されるきっかけを得られるかもしれない。この本の著者で大阪経済大学教授、日本経済史研究所所長の高木久史氏に訊いた。
Source: 現代ビジネス

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