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1727 『ROE経営と見えない価値』

◇1727 『ROE経営と見えない価値-高付加価値経営をめざして』 >柳良平/中央経済社『ROE革命の財務戦略』と同時に購入し、続けて読了。前著が素晴らしかったので期待して読み始めたのだが、正直本書は今ひとつ。柳さんだけではなく、兵庫真一郎氏、本多克行氏との共著となっているためだろうか、何となく構成に一貫性が無いように感じてしまったのだ。ベースとなっているのはタイトル通りROE経営であり、「見えない価値」と書かれているのは非財務資本である。例えば、ESGつまりEnvironment(環境)、Social(社会)、Governance(ガバナンス)などを指している。優良企業はROEだけでなく、非財務資本の面でも健全であり優良であるという論旨である。構成は次の通り。第1章は柳氏による概論、第2章が兵庫氏によるESG経営、第3章が本多氏による日本企業によるM&Aの好事例、そして第4章が再び柳氏による「脱予算経営」論である。しかしながら、筆者それぞれの持論が少しずつずれているのだろうか、一本筋の通った構成のように感じられなかった。私の感じ方がおかしいのかもしれないが。また、それぞれ具体的な事例が挙げられているのだが、正直私にはピンと来なかった。まぁこれも好き嫌いの問題であろうか。特に「脱予算経営」については、個人的にも以前から興味を持っていたテーマだったため、楽しみにしていたのだが

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