1996年1月の日曜日。私は町田の駅前にあった大正堂という家具店にいました。日経新聞の取材があるのは翌日の月曜の朝10時です。しかし部屋は3人机を並べていっぱいで、記者の座る隙間もない。そこで急遽、不動産会社を通じて大家さんに連絡。ちょうど空いたばかりの隣の20畳ほどの大きめの部屋に移らせていただくことにしました。ただ記者が来てもソファーもないのでは…ということで、家具店に来たというわけです。30万円ほど。やや高級感ある応接セットを購入。その日のうちに届けてもらいセッティング。なんとか部屋らしくなりました。月曜日。この応接セットに座った最初のお客様が、日経のK記者です。翌週には、「経営コンサルティングの代理店制度をスタート」のタイトルの記事が、日経産業新聞に掲載されました。ディー・ブレインとして初めての掲載記事です。記事掲載は、嬉しいことでしたが、それ以上に、k記者が帰り際に言い残していった次の言葉が耳に残っていました。「面白い記事になりそうな情報があったら、いつでも連絡ください。FAXで送ってくれればいいですよ。」そこで私は記事にしたら面白そうな新しいビジネスのアイデアを記者に送ることにしました。テーマはやはりインターネット。ディー・ブレインでは実験サイトを次々に開設。それを記事調の「プレスリリース」にしてせっせとK記者宛てに送りました。続きをみる
Source: Note 起
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いまどきの社長(第7回)
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