顧客ニーズの創出という言葉を耳にすることがあります。意識されていないニーズ、潜在的なニーズに気付かせることで新たなビジネスチャンスを掴もうという意味合いですが、少しおかしなところがあります。ニーズとは何かに対する欠乏の認識です。空腹であったり、自己成長であったり、様々ですが、いずれの場合も人として生来備わっている感覚がニーズであって、新たに創出できるものではありません。空腹に気付かせることはできても、空腹にさせることはできません。前向きに過ごしたいという気持ちを喚起することはできても、前向きに過ごしたいという気持ちそのものを新たに生み出すことはできません。この世に存在しない感覚を創り出すということになるからです。正しく認識するのであればニーズの喚起であり、ウォンツやデマンドの創出です。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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