230224 日経 ネット・IT　NetflixとABEMA、恋愛番組で協業　配信・制作すみ分け

米ネットフリックスとサイバーエージェントのインターネットTV「ABEMA（アベマ）」がバラエティー番組の制作・配信で協業する。アベマが番組を制作し、ネトフリが世界に独占配信する。ネトフリは制作力のあるアベマと組みコンテンツを拡充し、アベマはネトフリを通じた世界配信で収益源の多角化を目指す。サブスクリプション（定額課金）と広告付き無料という事業モデルの違いを生かして、競争が激しい動画配信市場ですみ分けを図る。ネトフリも企画段階から参加。アベマと共同制作。ネトフリ視聴者層20〜30代を主ターゲットに。シリーズ新作も世界配信。ネトフリは手薄だったバラエティー番組をアベマの制作力で強化。23年は前年比2倍の10番組程度を配信する計画。ネトフリはアニメやドラマの制作会社やテレビ局とも番組を共同制作している実績あり。アベマは海外展開の足がかりに。独自番組の海外配信ですることで収益源の多角化を狙う。22年の動画アプリの国内ダウンロード数は、ネトフリは5位、アベマは4位。両社は競合関係にあるが事業モデルが異なる。ネトフリはサブスク型で、ABEMAは広告付き配信。動画配信大手が手を組むのは異例だが、すみ分けが可能と判断。サブスク型の国内市場規模は22年に前年比17%増。ただし、コンテンツの制作・調達や販促費がかさみ経営の重荷。Zホールディングスは3月末に「GYAO!」を終了。米ウォルト・ディズニーが

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