『所信表明』というのは、新しく総理大臣になるとやるわけだが、役所の意向自体が入りにくい。一方で『施政方針演説』は、毎年1月に通常国会の一番最初に行われるものである。これは施政方針っていう名前がある通り、各役所から要望があり、それを短い文章で繋ぎ合わせていくのだ。だから『施政方針演説』は役所の話がよく出てくるが、『所信表明』は、その総理の”想い”が反映されやすいものとなっている。岸田総理の『所信表明』で驚いたことがひとつあった。今まで歴代首相が入れていたある”言葉”が入っていなかったのだ。これはマスコミは言わなかった、というか知らなかったのかもしれない。その言葉とは“規制改革”である。みんなも聞いたことがある言葉ではないだろうか。この規制改革という言葉、1979年の大平政権からずっと入っている言葉なのだ。岸田総理は、この言葉を入れなかった。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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