ロイター通信は、ロシアが西部の港からの3月の石油輸出を1月比で最大25%削減する計画だと報じています。太平洋側からの輸出削減の計画はないとのこと。ロシアは通常、Primorsk、Ust-Luga、Novorossiskの港から250万bdを輸出しているので、25%削減だとすると62.5万bdの削減に相当。ロシアは既に3月に50万bd(5%)を減産すると発表済みで、それをやや上回る規模となります。ロシアは原油輸出の大半をインド・中国・トルコ向けにルート変更することができました(迂回取引ルートの確立)。しかし、逆に、これらの国の精製業者が安価なロシア原油から生産した精製品が市場に大量に供給されたことで、ロシアが精製品の代替供給先を確保できずにいるのが減産の背景ではないかとの見方が出てきています。尚、直近1月→3月では、ウラル原油価格は急上昇しています。いずれにせよ、これまでのところ、低価格(大幅Discount付)で供給量を維持するというロシアの戦略は基本的にはWorkしている状態です。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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【石油】ロシアの石油供給 更なる供給減
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