茨城県立医療大学 令和4年一般選抜後期日程【解説】問1~3までは、大学が出している採点のポイントを参照すればそれなりに書けるだろう。ここでは、問4のみの解説をする。そもそもの原因を探る。本文にもある通り、考え方の違いが根本にある。米国は個人の自由を制限しない国である。保険に加入しない自由まで認められるほど。入りたい人は、保険に入れば良いという感じ。逆に、日本は国がなんとかしてくれている。パターナリズムといえる。個人の自由を尊重したいとも言えそうだ。それは、全体の利益を優先しているとも表現できるだろう。なぜそのような違いが出るのかについては、他の機会に文化論を考えればよいだろう。こうした考え方の違いがある以上、単に他の国の制度をそのまま移植したところでうまくはいかないだろう。だから、考え方は変えなくても可能な施策を考えていかなければならない。そこが本問の難しいところだろう。米国の医療制度は良くないといっても、基本的には保険で賄われているのであり、本文事例でも知り合いの医療費も結局は保険で賄われている。問題となっているのは、貧しい人は保険に加入できないということと、高額になると一部の富裕層しか支払うことができないということ。これらについて解決策を提示すればよいだろう。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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