「冒険者」は決して誉め言葉ではないのだから
いまや日本の文化に欠かせないものになっている「ペンライト」、オタ芸で振り回したりする、あれです。ケミカル型と電池型があってケミカル型の著名なメーカー、ルミカの原田社長のインタビュー記事を読んだことがあります。社内には開発を奨励していて、世の中にまだない製品を商品化することが事業の基本方針だとのこと。理屈としては「コモディティ化したものは利益率が低いから」。この事業姿勢はこれまで接してきた事業家や金融関係者の方々はけっこうくっきりと分かれていて「先行者益をとる」タイプと「後発でリスクを回避する」タイプいずれか。あまり「どちらでもない」というひとはお目にかかりません。あらかじめ申し上げておくと、私は先行者益をとるタイプで、数年どころか10年くらい早くて周囲にご苦労をかけている自覚があります…(なので、最近はかなり我慢しているつもりです…)接している方にどちらが多いかというと圧倒的に後者、後発でリスクを回避するを是とする方が多いです。好悪や理念の問題ではなくて合理的な回答としてそう考えてらっしゃる方も少なくないです。とくに金融、銀行関係者に多い。ですが、後発である以上誰かが先発なわけです。前述の原田社長のように持続的な企業運営の中に開発を組み込んでうまく管理なさるというのはとても重要なことですし、それそのものが社会貢献なのかもしれないです。ルミカ社は「光る釣り用浮き」で一時代を築いたメー
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