「問題に対処する」のではなく「何が問題か、なぜそれが問題かを見極める」ことが大切であるビジネスの世界では多くの問題が発生しますが、それらに対して、ついつい表面的なものに反応してしまう傾向があります。そこには経験則があることは否定できませんが、一方で思い込みや決めつけがあることがあります。例えば、売上が上がらないという課題に対して、今まで営業で名を挙げてきた上司がただセールスのアプローチが弱いという側面だけを見てそこにだけ絞って反応してしまうなどです。確かに少しの効果はあるかもしれませんが、売上が上がらないということから、本来は他の要因も洗い出し、それぞれの問題(例えば、消費者やサービス、販売するための組織、販促の仕方等)の背景にあるもの、そこから解釈して考えられる仮説などをしっかり固めた上で、その解決に向けて何が必要かを考える必要があります。つまり、目に見える問題から本質的な問題まで掘り下げて、そこから解決策を導き出すことが求められます。少し抽象的ですが、見えたものにすぐ飛び付かず、その場に何とか我慢してとどまり、一旦深く考える意識が、最終的には取り組みを開始してからの行ったり来たりをなくしてくれることになります。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
コメント