『虚ろな革命家たち 連合赤軍 森恒夫の足跡をめぐって』(集英社)は、連合赤軍の実質的な主導者であった森恒夫を軸に、組織が同志を手にかけていく「総括」に至った背景を探っていくルポルタージュだ。本作で開高健ノンフィクション賞を受賞した著者の佐賀旭さんは、1992年生まれの30歳。リアルタイムでは連合赤軍を知らない世代である佐賀さんは、なぜ連合赤軍、森恒夫を自身のテーマとするに至ったのか。事件から50年を経た現在において、かつての惨劇を知ることは何を意味するのか。今回、佐賀さんにお話をうかがった。(取材・文=若林良)
Source: 現代ビジネス
コメント