インフレは過去のもの? 米1月CPIは、昨秋以降の「インフレは過去のもの」という楽観論に見直しを迫り、FRBが年内の早い段階でハト派化するという期待に疑問を投げかけた。 もちろん、総合は前月比+0.5%と前月の同+0.1%から伸びが加速したとはいえ、市場予想並み。コアも前月比+0.4%と昨年12月と同じ伸び率で、やはり市場予想並みにとどまっており、米国のインフレが再加速しているわけではない。それどころか、前年比の伸び率は総合が+6.4%、コアが+5.6%と、いずれも昨年12月の+6.5%、+5.7%を下回り、インフレ圧力が依然として緩和していることを示した。 とはいえ、伸び鈍化のペースは緩やかになっており、少なくともインフレ楽観派が期待していたほど順調ではないだろう(Chart 1)。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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米1月CPIと、しつこいインフレ
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