ダボス2023 なぜ人々は再び雪山で対面するのか
<目次>
▼3年ぶりの1月リアル開催
▼グローバル化、進展か後退か
▼欧州委員長、米の「グリーン補助金」に対抗
▼締めくくりは「世界経済の見通し」
▼バッテリーパスポート実証実験開始に注目
▼会員企業が企画する「アフィリエイトセッション 」が拡大のきざし
▼ショーケースは相変わらず活況。ビジネス会談は加速
▼“ダボス会議”の価値は
3年ぶりの1月リアル開催
2023年1月16日から20日まで、世界経済フォーラムの年次総会・通称“ダボス会議”が行われました。前回の年次総会は2022年5月に対面で行われましたが、1月に開催されるのは新型コロナウィルス感染症拡大前の2020年以来3年ぶりのことです。
今年は47人の元首と、90カ国から350人超の閣僚が集まり、全部で130カ国2700人あまりが参加し「分断された世界における協力の姿」をテーマに議論が交わされました。
前回の年次総会に続き、ロシアからの参加はありませんでした。50年を超える“ダボス会議”の歴史の中では、対話による世界の課題解決を目指し、南アや中東問題など、当事者同士が対話したこともありました。しかし、今回、ダボスでウクライナとロシアが顔を合わせることはありませんでした
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