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未来ビジョンへと導く経営の羅針盤~ミツカンミュージアム

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ミツカンといえば「味ぽん」でおなじみ、創業219年を誇るお酢づくりの老舗だ。国内でのシェアナンバーワンであることはもちろん、北米、欧州にも販路を持ち、グローバルに日本の食文化を伝えるリーディングカンパニーである。創業の地である愛知県半田市に本社を構え、同社のミュージアム「ミツカンミュージアム(MIM)」も同地にある。経営、そして働く者たちの羅針盤として存在するMIM。半田という創業の地のアイデンティティを大切にしつつ、地元コミュニティと一体化し、共存するこのミュージアムの設立目的や今後の展開について聞いた。

取材と文:井口理(電通PRコンサルティング)

江戸時代から続く老舗の意志を凝縮した施設

創業から200年を超えるミツカンは、江戸時代後期の1804(文化元)年に中野又左衛門(なかの またざえもん)によって愛知県半田市に酢屋として創業した。半田では日本酒製造が盛んであったが、製造後に残る酒かすを用いてお酢をつくり、これが米を使ったお酢よりも安価で旨味や甘味があり寿司によく合うことから地元だけではなく江戸まで拡販され、江戸時代の庶民に寿司が普及するきっかけとなった。

実はミツカンの企業ミュージアムは、「酢の里」として1986(昭和61)年に一度開設されており、江戸時代からの歴史を振り返る資料館となっていた。開設後、皇太子殿下ご夫妻(当時)

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