リーダーにとって「自分自身の内面」という領域は、広大な未開拓地といえる。意思決定や説明責任からチームメンバーとの連携まで日々の業務に忙しく、とても「自分の内面で起きていることが、自身の対外的行動に影響を及ぼしている」事実に考えを巡らす余裕はない。だが、複雑化する世界の中でリーダーシップを発揮していくには、まず自分自身の内面と向き合い、モチベーションと行動の傾向を理解することから始めなければならないと、筆者は指摘する。本稿では、コーチングの実践例を交えながら、「受け入れられない」自分と対峙し、それを受け入れることでリーダーとして成長することの必要性を論じる。
Source: ハーバード
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