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日常の記(9) ステルス値上げ

 この記事を執筆している時点で、世の中は値上げラッシュです。消費者物価指数は直近で4%前後の上昇(前年同月比ですかね、未確認です。すみません)、という様なニュースも耳にしています。もっともこの顕在化した物価上昇よりも何年も早い段階で、「ステルス値上げ」と通称される現象は起こっていました。価格据え置きで、何でもかんでも小さくなってゆくのです。 昔、そんなSF作品があった気がします。人類も地球も宇宙も全部一斉に縮小している全宇宙的現象が起こっていることに人類はなかなか気付くことができない、というストーリーです。全宇宙の縮小に人類が気付いた時にはすでに遅く、宇宙全体の縮小に対して変化のない光の波長が相対的に大きくなりすぎて人の目が光として認知できなくなり、人類は視力が消滅した暗闇のなかで絶望する、というお話です。ステルス値上げとは関係ないですが。 話をもどしますと、ステルス値上げはよくみると各所で確認できます。包丁代わりになりそうな板チョコ、以前は製品詰め工程時の最後のひと跳ねが容器の中蓋に付着していたのに付着しなくなったホイップクリーム製品、外見は変わらないのにカロリーが控えめになった総菜パン、等、こういった変化のいくばくかには、ステルス値上げも含まれているでしょう。 さすがに、公共料金や1単位の量と質が法的に規制されている物品は素直に値上げせざるをえないようですが、あらわな値上げが顕

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