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共存共栄の実現とサステナブル経営を伝えるグンゼ博物苑

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女性のエンパワメントやサステナビリティが議論される昨今だが、実に100年以上前に、女性の地位向上、地域の発展のために尽力していた企業がある。肌着やストッキングのメーカーとして知られているグンゼだ。本稿では、蚕糸製造の技術向上と教育によって、貧しかった地域の養蚕農家、とりわけ女性たちを守り、全ての取引先との“共存共栄”、パートナーシップでサステナブル経営を目指したグンゼの軌跡と未来への展望を創業の地で伝える「グンゼ博物苑」について考察したい。(文中敬称略)

取材と文:櫻井暁美(電通PRコンサルティング)


(左)グンゼ記念館、(右)グンゼ博物苑(写真提供:ともにグンゼ)


綾部市と密接に連携するグンゼ博物苑

京都の北部に位置し、由良川水系の恩恵を受けた人口3万人余りの田園都市、綾部市。JR綾部駅から徒歩10分ほどにある観光交流拠点「あやべグンゼスクエア」は、2014年に開園され、敷地面積8257平方メートル、「綾部バラ園(綾部バラ会運営会)」「あやべ特産館(綾部商工会議所管理・運営)」とともに「グンゼ博物苑」があり、グンゼと綾部商工会議所によって共同で運営されている。

グンゼの本社機能は大阪にあるが、創業の地に残した歴史的建築物を活用し、地域おこしにも貢献したいとのことからグンゼ博物苑は1996年、創業10

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