今朝方「三菱航空機の財務分析のような分析でないような話~三菱重工SpaceJet(MRJ)の1兆円といわれる開発費はどう財務諸表に出てくるのか」などと題して三菱航空機の決算公告眺めて変化点など見ていたわけですけど、その中で「連結については三菱重工の有価証券報告書でも見りゃわかる感じ」とか書いてしまいましたけど、普通の人はわざわざ見に行かないだろうしまとめないだろうなと思って少しまとめてみます。三菱航空機の方で4,462億円の特別損失を認識した2020年3月期は三菱重工の単体(日本基準)でも特別損失に「SpaceJet事業に関する損失」6,317億円を計上していて、大半が三菱航空機の貸倒引当金ですが、単体でも棚卸資産評価損などが発生しています。「1兆円」といった時には三菱航空機単体の累損約8,850億円(22年3月期までの当期損益累計から債務免除益500億を引いた分)と重工単体の関連資産の評価損の合計約1,430億円を単純に合算すると1兆円ちょいという感じになるかと思います。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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