会社に忠誠を誓う人は資本主義の歴史を知らない。
今は少子高齢化で人手不足だから労働者が会社を選ぶという段階に入ってる。ブラック企業は人が辞め、噂が広がるから自然淘汰されていくだろう。ただ懸念があるとしたら何故か企業の権化のような労働者が少なからず存在するということだ。ブラック企業に加担して後輩に理不尽なルールを強いる人達は洗脳されている。自らの首を締めていることも知らずに。経営者がなるべくコストをかけずに労働者を馬車馬の如く働かせたいという気持ちはまだ分かる。だが自分が労働者の癖に、労働者が窮屈になるように厳しいルールを設けて自らの首を締める馬鹿には辟易する。就業時間をメチャクチャ早く設定してみたり残業を強制させたり。会社に忠誠を誓うことがどれだけ愚かなことか学校では教えてくれない。そもそも会社という組織の目的は「利潤の最大化」であり、できるならばコストをかけずに働く奴隷がほしい。産業革命以降、低賃金で労働者を酷使した結果、労働者同士の結束が起きストライキが生まれた。賢い経営者達は学習し、労働者達に文句の言わない程度休みを与え、文句の言わない程度に給料を与えることにした。「核家族」という制度を作り、労働者は疲れて帰った後に妻に癒やされ、また次の日に働きに出る。生まれた子供は成人して新たな労働力となる。そしてまたその子供も…。資本主義社会は労働力の再生産を実現させた。会社に忠誠を誓う人間は資本主義の歴史を知らない。そもそも「会社」
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