ファンがファンを増やす好循環、ファンベースCXループとは?
「企業を愛するファン」をビジネスの土台に置き、中長期的にコミュニケーションしながらビジネスを安定的に成長させる方法。それが、“さとなお”こと佐藤尚之氏の提唱する「ファンベース」だ。
予算をつぎ込んだ短期キャンペーンで話題化を図り、大量の新規顧客を獲得する。そんな手法が、今や通用しづらくなってきている。しかし、ファンベースの上にさまざまな短期施策を重ねていくことで、既存ファンが新規ファンを獲得してくれるループをつくることができるという。
ファンベースカンパニーの会長を務める佐藤氏と、電通CXクリエーティブ・センター(以下、CXCC)の並河進氏が、2社が共同して提供する「ファンベースCXプログラム」の狙いを語った。
「ファンベースCXプログラム」
電通が取り組んできた「CX全体の統合的なコミュニケーション」を、ファンベースカンパニーが得意としてきた「ファン中心の視点」で見つめ直し、再構築した新しいプログラム。以下の4つの価値を提供する(リリースは、こちら)。
① 現在のファンとの関係性を強化し推奨意向を向上させる、一体化されたコミュニケーションアイデアの立案と実施
② ファンの思いと推奨行動を新規顧客獲得拡大につなげるクリエイティブ施策
③ 社員のモチベーションを上げ、社内のファン度を高める「社内ファンベース」
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