PRがいざなう SDGs達成への道~未来に資するPRの役割とは?
パブリックリレーションズ(PR)の概念が変化し、その境界線があいまいになりつつあります。企業などの組織のPR担当者も、どこまでがPRの領域なのか迷うことが増えているのではないでしょうか?
本連載では、PRとメディア、PRとジャーナリズム、PRとマーケティングなど、多面的な視点から「PRの本質」を考察することで、読者の皆さんがそれぞれの立場で「より有効なPRの活用」をできる一助となることを目指します。
今回のプロローグでは、「PRと未来」について論じていきます。
SDGs達成の重要性を訴え続け、2021年度日本PR大賞「パーソン・オブ・ザ・イヤー」を受賞した国連広報センター所長の根本かおる氏に、電通PRコンサルティングの井口理がお話を伺いました。
※本インタビューは「国連気候変動枠組条約第27回締約国会議(COP27)」終了直後の2022年11月下旬に行われました。
<目次>
▼目標達成どころか後退し、危機に直面しているSDGs
▼「新しい当たり前」を一緒につくっていくのがPR会社の役割
▼企業は「危機感を持つ」ことと「手応えを感じる」ことが重要
▼若年層のSDGs理解浸透がもたらす社会変化とは?
▼ジェンダー平等で後れを取る日本は非効率?
▼「ナラティブを紡いでいく仕組みづくり」に
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