日本は、コストプッシュインフレの真っ只中。インフレだから、利上げした方がいい、という意見もあるが本当だろうか。コストプッシュインフレとは、生産コストの上昇により起こるインフレのこと。具体的には下記等の種類がある。 ・原材料や資源価格の上昇による資源インフレ ・賃金の高騰による賃金インフレ などコストプッシュは、供給サイドの要因によるインフレ。輸入物価の上昇などの場合、対策が比較的難しいとされているが、日本がまさにこれ。賃金インフレはかんじないが22年から始まった日本のインフレ要因は、下記供給サイドの要因が大きいため、コストプッシュインフレとなる。 ・コロナ禍の物流、製造における制約 ・ロシアのウクライナ侵略による資源コストの増大更にこれに円安がクロスしている。コストプッシュインフレの場合、インフレ抑制は下記などかと思う。 ・政府の政策による供給体制の拡大 ・国策による資源調達等を通じて製造コストを下げるこう書くとほぼ、国頼みみたいだが、、、コストプッシュインフレ下でも、 ・利上げ→需要を下げる→インフレを抑える、この流れは可能かもしれない。ただ、一歩間違えると、 ・利上げ→需要が下がる→景気後退を引き起こすこんな流れになる可能性は十分ありうると思う。よくないだろう。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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