日本において、そのはるか昔から文化と共に発展、進歩してきた「包み結び」。
日常生活のなかで発展し、ときには思いや心を「包み」、そして精神文化や芸術作品を生みだすほどに発展してきた「結び」。
そのルーツとはどのようなものなのだろうか?
昨今、目まぐるしい変化を遂げるIT時代をむかえ、その日本の伝統文化はすたれ、消えつつあるように見える。しかし一方で、七五三のお宮参りや合格祈願などにはいまもこの文化は連綿とつづいている。
農耕の産物としての藁[わら]をもとにした「包み」、またしきたりや年中行事のなかに組み込まれてきた「結び」について、民俗学の視点からその魅力にせまる!
(※本稿は、額田巌『包み結びの歳時記』を一部再編集の上、紹介しています)
Source: 現代ビジネス
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