本記事の位置づけ暗号資産の税務やNFTの会計上の取り扱いが(私のTLで)よく話題になる一方、監査や内部統制についての記事はあまり見かけないなと思い、筆を執りました。監査法人勤務者(IT監査人)の目線からの記事になるので、まさにビジネスを作っている方からすると不合理に見えるものもあるかもしれませんが、何かの参考になればいいなと思ってます。また、内部統制の目的は必ずしも会計のために限定されるものではありませんが、ここでは財務報告にかかる内部統制(ICFR:Internal Control over Financial Statement)について記載します。 また、全社統制の話を含めるとガバナンスの論点が出てきてややこしくなるので、業務処理統制や全般統制のレベルにとどめて記載をします。なお、本記事における「web3」とは、ブロックチェーン技術を利用したビジネス領域をさし、直接民主主義的な社会・組織形態をさすような広義のweb3は対象にしていません。※この記事に記載の内容はすべて個人の感想であり、所属組織の意見を代表するものではありません。また、本記事に記載の内容を踏まえて内部統制を整備したとしても、会計基準や契約先の監査法人の要求が満たされることを保証しない点、ご了承ください。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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