データサイエンティストを採用してアプリケーションやモデルを構築しても、本番環境に実装されることがめったにないという実態がある。そこで、データプロダクトという概念を取り入れる企業が増えた。つまり、ビジネス課題の解決に向け、異なる使用者、方法でそれぞれに時間をかけて分析でき、再利用することが可能なデータセットをつくる取り組みだ。データプロダクトを取り入れることで、大企業やレガシー企業は特に恩恵を受けるが、有形のプロダクトを販売することが多いこれらの企業では、データプロダクトの構築と提供に苦戦している。そこで本稿では、データプロダクトマネジャーの設置を提案する。データサイエンティストとも異なるスキルセットを持つ、新たな役割の人材を適切に配置することで、企業はデータプロダクトによる恩恵を享受できるという。
Source: ハーバード
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