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日銀のサプライズ・事実上の利上げ?

ついに日銀が動きました。19、20日、つまり昨日今日で行われた金融政策決定会合において、従来0.25%程度としてきた長期金利の変動許容幅を0.5%に拡大することを決めました。この報道が出た瞬間、ドル円相場は一気に131円台まで円高に振れ、株価は下がりました。市場は、「事実上の金利上昇」と判断し、敏感に、俊敏に反応しました。今回はかなりのサプライズ的な決定でしたが、前もって何かしらのサインを出したとしても、その時点で結局市場は反応するので、同じ結果になったと思います。一方、日銀・黒田総裁は、『「金融緩和の効果をより円滑にするもので、利上げではない。金融引き締めではまったくない」』と、利上げを否定しています。『「市場機能の改善をはかる」』『「経済への波及がよりスムーズ・安定的に起こり、景気にはプラスではないか」』と、あくまでも経済の成長や雇用改善、賃上げがのための対応としています。『量的・質的緩和を見直すことは当面考えられない』ということで、これ以上の変動幅の拡大はなさそうな気配です。今回の決定は、イールドカーブコントロール(YCC)のなかの長期金利の変動許容幅をコントロールしたということです。日銀が金利を押さえつけて売る10年金利だけが低くて、YCC内の10年以外の金利が高くなってしまっています。また、日銀が介入しているのは現物市場なのですが、先物の方はもっと上がってしまっているとい

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