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セイコーミュージアムが伝える「時代の一歩先」

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企業ミュージアムには、企業の歩みや製品を展示するだけではなく、企業が属する産業そのものの魅力を紹介する一面もある。セイコーミュージアム銀座は、特に後者の印象が強い。人類が時間という概念を発見してから、どのようにそれを可視化していったか、可視化する装置としての時計がどのように進化していったのか、その変遷を垣間見ることができる。本稿では、セイコーミュージアムから発信される日本の時計産業史ともいえるセイコーの歴史、製品だけではなく「時」という目に見えないものを展示するミュージアムの存在意義などを伺った。

取材と文:岡内礼奈(電通PRコンサルティング)


「セイコーミュージアム 銀座」のファサード。両側には時計の歯車で構成された並木のシルエットをデザイン。建物右手に大型振り子時計「ロンド・ラ・トゥール」(写真提供:セイコーミュージアム 銀座)


セイコーミュージアムの概要

「セイコーミュージアム 銀座」は、1981年、セイコー創業100周年記念事業として墨田区太平町の精工舎内に「セイコー時計資料館」という名称で設立された。当初は、資料の収集や保存、研究にウエートが置かれており、社内や取引先向けの限定公開だった。2012年にはセイコーブランドを広く発信する目的で「セイコーミュージアム」と名称を変え、一般公開。さらに創業者服部金太郎(以下、敬称略

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