数年前から「FIRE(Financial Independence Retire Early)=経済的自立と早期リタイア」の人生スタイルが注目されて、それを目指す人は増えている。年間生活費の25年分をできるだけ早い時期に貯めることで早期退職をして、残りの人生は、資産運用だけで生活できることを指すが、これを実現するには若い時期のハードワークを覚悟して、貯蓄額を増やしていかなくてはいけない。しかし、FIREに到達できるのは、ほんの一部の人達に過ぎない。米国の連邦準備制度理事会(FRS)が3年毎に行っている消費者金融調査(2019年)によると、35~44歳世帯の純資産額は平均値が43.6万ドル(約4800万円)だが、これは上位の富裕層が平均を押し上げており、中央値でみると9.1万ドル(約1000万円)に下がる。他の年齢層でも同世代間の貧富格差が拡大しているのが、米国社会の特徴である。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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