ブログで100万の秘訣ってなに?
詳しくはコチラ

資本主義は拡大することでなりたつ

資本主義は拡大することでなりたつ 昔のお金は物々交換の仲立ちだったが、今のお金にはそれをはるかに超えた意味合いがある。もちろん物々交換の仲立ちとしての意味合いも残っているが、それは貧乏人がはした金を使う場合の話である。金持ちにとって、あるいは企業にとって、お金は物を交換するためにあるのではない。彼らにとって、お金はお金を生み出すためにあるのだ。お金は物を生み、物はお金を生む。そうやって自己増殖する。これが資本である。雪だるま式という言葉があるが、転がりながら拡大し続けることが資本の役割であり、条件でもある。 資本主義は拡大することでなりたつのである。拡大再生産できると見込めるところに資本が投じられるのであって、単純再生産、ましてや縮小再生産することが分かっているようなところに資本を投じる資本家はいない。拡大再生産とは「利潤を得ながら資本を増やすこと」で、これが資本の目的である。単純再生産とは「得も損もしない=資本が増えも減りもしないこと」だから、資本にとっては何もしていないに等しい。縮小再生産とは「赤字=やればやるほど資本が減ること」だから、そんなことをするくらいなら資本を寝かせておく方がマシである。 そして、資本が拡大するためには未開拓地があることが条件である。アメリカの西部開拓時代に言われた「フロンティア・スピリッツ」という言葉が資本主義の本質を現わしている。そしてこれは資本主

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました