目標は“悲観と楽観”で考えよう。組織マネジメントで使える「分解思考」のケーススタディ
今ある仕事を精一杯やっているはずなのに、飛び抜けた成果を出すことができていない。そんな頑張っているのに報われていない方、もしかしたら“思考法”が足りてないかもしれません。株式会社Moonshotの代表取締役で、企業にアドバイスを行っている菅原健一さんは、数多くの企業を相手に「壁打ち」をおこなっています。菅原さんによると、多くの顧客に関わるうちに見えてきた、うまくいくプロジェクトの共通点があるそうです。今回は『小さく分けて考える』にある「目標設計」に関するケーススタディをもとに、“分解思考”について理解を深めてみましょう!小さく分けて考えるhttps://www.amazon.co.jp/dp/4815616477?tag=r2506-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1「目標を立てるのが苦手。計画通りにうまくいったことがない」(Bさん)悲観と楽観に分けるというのは、計画を立てる時に有効な分解です。計画を立てることを、「客数が1万人に達する」「売上10億円に達する」など、一つの数字を決めることだと認識している人が少なくありません。しかし現実には、計画した通りの数字をぴったりに達成するケースは、ほとんど皆無です。だから、計画を立てる時には数字を決め打ちするのではなく、悲観と楽観の2パターンくらいに分けておくとよいでしょう。たとえば、客数1万人×客
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