現場を育てる
コロナからはじまり、海上輸送の乱れ、半導体の影響でバラつき続けるオーダーなどであいかわらず厳しい環境です。ですが、外部環境に文句を言っていても始まりません。私たちは、こんな時こそ内部環境を整えて、体力をつけていくことが大切です。センターに伺うとよく聞くことがあります。物流センターの作業者一人当たりの生産性を高め、モチベーションを高めていくんだ!…と声高々に掲げます。でも気がつくと空回りしていませんか?声は上げ、言葉は変えていますが、言っている内容とやっていることはこれまでと同じではありませんか?物流センターのメンバーは共感できていますか?リーダーが相手にやらせる事ばかりを考えて、自らがやる事を考えていないからです。『俺は指示を出すから、お前たちは考えて実行しろ!』…間違ってはいません。でも言いっぱなしになっていませんか?「変えよう」とせず、「変わろう」としていないのです。視点も働きかけも、これまでと本質的に同じことをしているのです。「同じことをやっていて、これまでと違う良い成果を求めることが間違っています。」社会構造も価値観も多様化し、変わってきているのです。今やるべきことは、2つです。一つ目は『作業品質を高めること』です。物流業務の付加価値である「作業品質」を高めていくということです。いくら売り上げを上げることに躍起になっても、付加価値である「作業品質」が確保できていなければその
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