普遍的と見定めたスタンダードを横断的に適用するのが行政改革
今日の夕刻は、フィールドイノベーション活動の施策承認会議だった。支援課の職員が、事務改善に係る仮説の検証の結果、対応すべきとされた課題、①電話や他の職員からの相談等、仕事への割り込みが発生している、②紙ベースの手作業が多い、③間違った手続きの説明をしたことで発生する“後処理”に時間がかかる!の3ポイントについて8つの対応策を考え、それを今日発表した。その全てが上手く課題解決の方向性に合致しており、KPIもスケジュールも具体的に設定され、気持ちが良い。オーナーとしてしっかり施策を承認させていただいた。支援課長は、“あ、こういうことをやればいいんだあという施策になった”と言う。施策がまとまってみれば、派手さの無いインクリメンタルな改革だが、職員たちが忙しい中で検討して自ら施策を炙り出したものだから、自分たちも納得感と達成感を感じている。今日までこの業務改革プロセスを経たことが、いかに彼らにとって重要な経験であったことか。そして今後も、このプロセスを経たことが彼らの自信となり、これにより彼らの中に生み出された幸福感が彼らのキャリアを支えていくだろう。非常に忙しい区役所の事務の中で、忙しいがゆえに効率化する時間も取れず不合理な事務を悪戯に継続してきた悪循環に、なんとか楔を打ち込むことができた。支援課の皆と富士通さんに感謝したい。区役所のイノベーションがなされた。支援課の職員が導いた施策が、
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