カタカナには向かないものがある/お父さん
イギリスとかチユーリップとかチーズとか、カタカナで表す言葉がある。でも、これはちょっとどうかな。 <ヒト>、<モノ>、<カネ> マネジメントの三大要素で、サラリーマンなら誰でも、どこかで聞いたことがあるだろう。これを初めて本で見たとき思った。何で、カタカナで書くんだろう。特に<ヒト>に引っ掛かった。気持ちが悪かった。 こんな些細なことが気になってしまう自分が変人なのかも知れないが、プラスチック? 人間をモノのように扱う経済。 人間って、そんなもん? 大体、マネジメントって、何?何で、人間が、そんなふうに扱われてん?働く人は、その会社の主人公。働く人がいるからこそ、会社がもっているんとちゃう? そんなことを言ってもね、と言う人がきっといるだろう。でも、ちょっと待って。外の世界も見てみよう。世界にはね、人を人として大切にすることで、経済の実績を挙げている国が、ちゃんとあるんよ。例えばスウェーデン。 この30年間、日本の経済は停滞していて、給料もほとんど上がらないのに、スウェーデンの経済は着実に伸びていて、働く人の給料も上がっている。 じゃあ、スウェーデンはどうやっているのかと聞くでしょう。そのやり方(産業政策)は、「労働者は守るが、企業は甘やかさない」。競争力を失った企業に、だらだら支援を行うようなことはしない。経営者の経営責任も曖昧にはさせない。だが、そこで働いていた人たちには、
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