01.はじめに 本論は、都市・建築に関する様々な実践を対象にしながら、都市論や設計論だけでなく、それらの背後にある事業計画の成立過程を論じる試みである。 事業の成り立ちを、権利者、行政、企業などの各主体がどのような手段で参加しているかという視点で解きほぐし、それを哲学や人類学の視点を参考にしながら構造化する。同時にそれぞれの成り立ちがどのように変化したかの遷移を捉えることにより、事業の成り立ちを能動的に組み替えるための手法を見出し、より自由な都市・建築の実現を目指す。 まずは、筆者が仕事で関わることがある市街地再開発事業を例として、その事業を推進する過程における気づきを共有するところから始めたい。 続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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とどまる思想の社会デザイン論(その1)
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