面倒で代替困難な仕事こそ、お金になる
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大学で、経済学を習っていた頃、資本主義は「分業」とともに、発生したというの知りました。 「分業は、資本主義の夜明けだぁ~!」と、叫んでいたのを思い出します(若いっ!)。 自分自身を振り返ってみても、よくわかるのですが、得意なこととそうでないことがあるんですね。 それを世間では、「向き・不向き」と言いますが、それは本当にあると思います。 つまり、自分が得意ではなく、面倒臭いなぁと感じていることを、他のそれが得意な人にやってもらえれば、お互いが“win-win”の関係になり、楽しいじゃないですか。 何でも、自分でやる必要はないんですね。 このことを経済学では、「比較優位説」と言って、経済学者であったリカードが唱えたものです。 これは、通常、国際貿易について言われていることですが、通常の自然人(個人のこと)についても、適用できる概念です。 それぞれが得意分野に専念すると、双方に利益がもたらされるという概念です。 作家の橘玲氏は、経済学の概念において、この「比較優位」という考え方と、「機会損失」という考え方については、通常一般生活を送るうえでも、知っておいた方がいいと指摘していました。 ※機会損失…営業や販売等の機会を逃すことで、本来得られたはずの利益を失うという「未来的な損失」を指す概念。チャレンジしない人は、この機会損失を自身がいかに被っているか知っておいた方がいいです。 で、比較優
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