ブログで100万の秘訣ってなに?
詳しくはコチラ

ヤマハ イノベーションロードの感動体験が創るエンゲージメント

マーケティング最新





企業ミュージアムは、「ミュージアム」というアカデミックな領域と「企業」というビジネス領域の両方にまたがるバッファーゾーンにある。そして運営を担う企業の広報、ブランディング、宣伝、人事などと多様に連携する組織である。本連載では、企業が手掛けるさまざまなミュージアムをPRのプロフェッショナルが紹介し、その役割や機能、可能性について紹介していく。


日本の近現代音楽史を創り上げてきたリーディングカンパニーであるヤマハ。ヤマハのこれまでの歩みを、楽器・音響製品におけるイノベーションとともに知ることのできるミュージアム「イノベーションロード」が2018年に静岡県浜松市の本社構内にオープンした。本稿では「イノベーションロード」が、「感動を・ともに・創る」というヤマハの企業理念とともに、ヤマハクオリティー、ヤマハウェイをどのように伝えているのか紹介したい。

取材と文:渡邊雄紀(電通PRコンサルティング)

ヤマハの歴史

誰もが知るヤマハだが、その歴史は1887(明治20)年にさかのぼる。創業者である山葉寅楠(とらくす)が、1887年、小学校の壊れたオルガンの修理を行ったことをきっかけにオルガン製作を決意し、その2年後の1889(明治22)年に現在の静岡県浜松市に合資会社山葉風琴(ふうきん)製造所を設立。1897(明治30)年には資本金10万円で日本楽器

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました