ヘルステック分野における実証の課題と事業化
これまで、ヘルステック分野において、大企業の新規事業部門やスタートアップ、ベンチャー、大学・研究機関等にヒアリングして来ましたが、そこでの課題を整理すると概ね以下のような項目が見えてきました。◎実証試験を実施するフィールドが見つからない、関係者の協力を得られない、面倒がられてしまう。高額な協力費用を要求されることがある。◎どのように実証試験を組み立てればよいかわからない。(徒手空拳でチャレンジしてしまい、成果が出なかった)◎事業化に繋がる検証・評価の方法がわからない。◎フィールド実証後、事業化までの道筋、行き方がわからない。◎過去に、実証試験を実施したが、コストの割りには、大した結果が得られなかった。(大手のコンサルに依頼したのだが、、、)◎医薬品や医療機器等の治験では無いので、そもそも実証が必要とは思わなかった。◎実証試験に詳しい人材が社内にいない。(そんな事よりも、早く市場に出せ、という上層部からの圧力が強い)◎実証試験の結果(事象や情報等)の多さに溺れてしまい、分析ができない。◎事業化までの道筋が見えない、どのように事業化に結びつければいいのかわからない。(いつまでも実証を続けている状態)◎製品・サービスは良いのだが、収益モデル(ビジネスモデル)が創れない。(国や自治体等の競争的資金獲得が収益の柱となってしまっている)◎自社単独では事業化は困難であるが、どのような企業と連携す
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