マーケティングを上手くワークさせる、数字の把握の視点
マーケティングを実行するにあたって避けては通れない「数字」の話です。マーケティングを上手くワークさせるためには、どんな数字を把握するべきでしょうか。自分自身の経験も踏まえ記載してみます。①自社(自ブランド)視点でみる数字最近は「ファン度」「熱狂度」「ロイヤルティ度」というような概念も出ていますが、商売である以上、最重要なのは「売上」だと思っています。商品別や(店舗型の場合)はエリア/店舗別にみる場合もあるでしょう。ですが、それだけではマーケティング活動として戦略を組み立てづらい場合も多いです。「売上」を、マーケティング戦略を組めるように分解する必要があります。戦略とは「リソースをどこに(何に)使うか」の選択であるからです。当たり前ですが、「売上」は「購入人数」×「単価」に分けることができます。「売上」が上がっている/落ちている場合、そのどちらが関与しているのかをまず把握する必要があります。片方が落ちているがもう片方が上がり、結果として昨年と同じ売上になっている場合もあります。「購入人数」に関しては「新規」と「リピート」に分けられます。「新規」の場合はさらに、「潜在顧客数」×「認知率」×「配架率」×「購入率」である程度の大枠を把握することができます。この辺りは調査をするしかないですが、調査結果と実態の数字を取り続け、モデル的に関連が作れれば最高です。「顧客数」に関しては、より細かくし
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