低金利時代が続いた結果、企業は資金調達コストの安さを武器に、M&A(企業の合併・買収)を進めることでイノベーションを「アウトソーシング」してきた。社内でイノベーション能力を構築する努力を怠った結果、イノベーション能力を高めるには、より積極的な企業買収が必要となり、企業買収を進めれば進めるほど、社内にいる優秀な人材の離脱が避けられなくなる事態に陥っている。筆者は、このサイクルを「金融支配の罠」と呼び、警鐘を鳴らす。本稿では、長らく低金利時代が続いたことによる弊害と、イノベーションに必要なアイデアやインサイトが自社の内部にあることをいかに認識すべきかを論じる。
Source: ハーバード
低金利の長期化は企業のイノベーション能力を低下させる – HBR.org翻訳マネジメント記事
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