23.2期~3月期決算企業の中間決算シーズンが一巡した。総じて事前想定を上回る好内容が多く、日本株市場の底堅さを裏付けた格好だ。中間決算発表が終了すると、株式市場の関心は徐々に来期業績へと移っていく。今期の業績進捗率が高い(もしくは業績変化率が高い)だけでなく、来期以降も高い確度で好調をキープできるかが焦点となってくる。中間決算までは「円安」や「経済再開」をキーワードとする企業の好調ぶりが目立った。来期業績を占ううえでは、こうした歴史的な追い風の反動を警戒する必要がありそうだ。自走できる独自性の強みも持つ企業に注目したい。
Source: 現代ビジネス
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