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事業戦略、第二章、重厚長大型産業の没落。そして第三次産業革命へ。203.経済の流れの変化、第三次産業革命。

繊維や蒸気動力を中心とした軽工業に替わる、第二の産業の変化の波、経済の流れの変化は、電力、製鉄を中心とした産業の成立によって、もたらされる。経済学者のジェレミー・リフキンは、これを第二次産業革命と呼んでいる。十九世紀終わりから、二十世紀初頭にかけて、資本主義的競争は産業の集中をもたらした。つまり、ほぼ単一種類の生産物を巨大工場で大量生産して、独占的に供給すれば、超過利潤が確保できるという時代が来たのである。十九世紀終わりに、欧米で企業の吸収、合併、買収、即ちトラスト、カルテルという企業活動の統合が行われ、恐慌の度に特定産業に必要な産業規模が拡大し、巨大企業が、小規模を、価格支配力や流通支配力に物言わせて併合した。その時代は、独占資本主義の時代と呼ばれ、各国は軍備増強を行い、総力戦で戦争を行い、自分の国の生産物市場を列強の間で奪い合うという悲惨な時代だった。そして、第一次世界大戦の混乱の中から社会主義国家が生まれた。続きをみる
Source: Note 起業ニュース

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