自民党が野党時代の2011年(平成23年)6月1日、国債暴落という事態になった場合にとるべき対応策について自民党政務調査会・財務金融部会は報告書にまとめ、党本部・平河クラブで記者会見を行って発表をしています。国債価格が将来の国債償還への不安を主因として短期間で大幅に下落し、市場関係者の動揺が収拾できないような状況になった日を「X-day」とし、そうしたX-dayが到来したときに政府・日銀や市場関係者はどのような対応をとるべきか、自民党がまとめたのが「X-dayプロジェクト報告書」です。 そのためのヒアリングで、①学識経験者からは、財政健全化の必要性及び今後の見通し、②国債保有を行っている金融機関からは、国債の保有状況、今後の市場の見通し及び国債に係るリスク管理、③日銀を含む政策当局からは、国債市場の現状と見通し、海外の財政危機の例、長期金利を決定する要因と上昇した場合の影響及び過去にとられてきた政策対応について、意見交換が行われました。公表された報告結果は、以下のようなものです。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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