入社前日に就職先が「買収」された男性「マスコミには一切喋るな」と箝口令が敷かれ……

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イーロン・マスクによるTwitter買収が話題だが、勤め先の会社が誰かに買収されるというのは、なかなかにキツイもの。北陸地方の50代男性はなんと、「入社前日」に就職先が業績不振で他社に合併吸収されたという波乱の社会人デビューを飾った経験があるという。
男性は「多くのユーザーが手に取る製品づくりに携わりたい」と、長野県の某メーカーに入社を決めた。ところが新入研修に集まった社員たちの希望に満ちた顔は、一転してお通夜状態になった。テレビのニュースで明日から入社するはずの会社が、業績不振で吸収合併されることを知ったからだった。
「自分たち新入社員よりも、むしろ研修担当の社員たちのほうが、このまま研修を続けてよいのかと右往左往していました」
北陸地方在住の50代男性は、そんなふうに当時を振り返る。（取材・文：広中務）
入社式前に「マスコミには一切喋るな」と箝口令
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