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「どうしても親切が第一」~ ミュージアムに見るTOTOの理念

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企業ミュージアムは、「ミュージアム」というアカデミックな領域と「企業」というビジネス領域の両方にまたがるバッファーゾーンにある。そして運営を担う企業の広報、ブランディング、宣伝、人事などと多様に連携する組織である。本連載では、企業が手掛けるさまざまなミュージアムをPRのプロフェッショナルが紹介し、その役割や機能、可能性について紹介していく。


企業ミュージアムは究極のオウンドメディアである。TOTOミュージアムほどそれを強く感じさせる場所はない。TOTOミュージアムは、リアル、バーチャル、オンライン、あらゆる空間にブランドストーリーがあふれている。創立者の想い、開発者の情熱や苦労が展示物やガイドの説明を通してわれわれに力強く語りかけてくるのである。最後には心を揺さぶられ、来訪者はTOTOのファンになっている自分に気付くであろう。本稿では、TOTOミュージアムが創立の地「小倉」のランドマークとして、どのようにTOTOブランドを世界に発信しているのか考察したい。

取材と文:藤井京子(電通PRコンサルティング)


TOTOミュージアム外観(写真提供:TOTO)


TOTOミュージアムはTOTOの創立の地である北九州市の小倉第一工場の一角にある。創立100周年の記念事業の一環として2015年8月にオープンした。TOTOは「東洋陶器株式会社」

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